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ドッグフードを残す時は変えた方がいい?

いつも通りにあげたのに、ドッグフードの食いつきが悪いとどうしたのかと心配になりますよね。
焦って違うドッグフードに変える前に、なぜ残してしまったのか、まずは原因を考えてみましょう。
原因によってはドッグフードを残すときも、むやみに変えない方がいいこともあります。

新しいドッグフードに変えたときに、食べなくなってしまうことがよくあります。
つい元のドッグフードに戻したくなってしまうかもしれませんが、それはあまりよくありません。
わがままを言えば聞いてもらえると思ってしまうからです。
新しいドッグフードの与え方は、いきなり変えるのではなく、元々あげていたものに少しずつ新しいものを混ぜていくようにしましょう。
また、新しいものを食べないだけでなく、下痢をしたり皮膚に異常が見られる場合は、アレルギーを起こしている可能性があります。
アレルギーが疑われる場合は、新しいドッグフードは直ちに中止しましょう。

いつもと同じなのに残してしまう時には、ワンちゃんの様子をよく観察してみてください。
下痢や便秘をしていたり、元気がないなどいつもと様子が違う時には、病院に連れて行きましょう。
病気であれば専用のフードに変える必要があるかもしれませんが、一時的なものであれば量を減らしたり、消化器に優しいドッグフードにしたり、お湯でふやかしてあげたりすれば、必ずしも違うものに変える必要はありません。

特に変わった様子がないときには、おやつを見直してみましょう。
おやつでお腹がいっぱいになっていたり、ドライフードよりもおいしいおやつを食べたくてわざと食べないということもあります。
おやつの量を少なめにしたり、毎日あげていたのを1日おきにするなどして様子をみましょう。
食事の時間を決めて、残してもお皿を下げるようにすれば、出されたものを食べないと他にはもらえないとわかって食べるようになります。

歳をとったり運動量が落ちてくると、食べる量も減っていきます。
残しているのは単純に多すぎるからかもしれません。
量を減らしてみても催促されないようであれば、問題ないでしょう。

残しているからといって、すぐに違うものに変えるというのはあまりよくありません。
ですが、ドッグフードの保存状態が悪かったりして、味が悪くなったり臭いが変化してしまい警戒して食べないということもあります。
残すことが続くようなら、ワンちゃんの健康状態や普段の様子などをよく観察してあげてください。
素人判断ではなく、獣医さんに診てもらう必要があることもありますので、なんでも相談できるかかりつけの病院を見つけておくと安心ですね。